いくつのかの国に分裂したイングランドは、アイルランドの侵略を避ける為に、結託しようという話し合いが行われていた。
その中のひとつの国のリーダーの息子として育ったトリスタン(子供時代:トーマス・サングスター)は父親の背中を観て育った。剣術も習ったに違いない…けど、一緒にうさぎ狩りをするシーンくらいしかなかった。
トリスタンの欲しいものは『馬』
「馬が欲しいな」「おねがい」…………おねがい!!!おねだりトーマスなんて滅多にないぜ!!
トーマス君萌えです。
トリスタンの特技は花冠を作ること?
草花を寄り合わせて器用に腕輪を作り、母親にプレゼントなんかしちゃうような子。
花屋に「コレもらっても良い?」って笑顔を向けるのが本当にかわいらしい…!!
全部もってけよ!!って私が花屋なら言う。
この国の気候なのか、薔薇とか百合とか華美な花が出て来ないです。
えんじなのか紫なのか…葉とか茎すら緑には見えないような草花が多いような。
つうかドライフラワーじゃないの?と思うような花。
映画全編を通じてだけど、『鮮やか』と表現するところが全然ナシ。彩度も明度も抑え気味。
トリスタンの故郷で同盟会議が行われていたその時、アイルランドから奇襲が。
大人に混ざってトリスタンも戦おうとするが、父親に「隠れていろ!」と床下の収納に押し込まれる。
父はトリスタンを押し込んでいたら敵に斬られて絶命。
床下から這い出たトリスタンの目にしたものは父とたくさんの人の亡骸。そしてトリスタンが贈った腕輪をはめたままの動かない手。
戻ってきたアイルランド兵がトリスタンに襲いかかるも、イングランド側のマーク(ルーファス・シーウィル)がトリスタンを救出。
この時にマークは右手を失う。手首からすっぱりと切断。
マークはこの奇襲によって身重の妻を失った。
マークは自分の国、コーンウォールにトリスタンを連れて帰り、息子同然に育てることに。
養子ってことで良いのかしらね?
マークには妹がいて、彼女の夫も戦により死亡。その息子はトリスタンと同じ年頃のメロート。
故郷と両親を失って落ち込むトリスタン。心配する大人曰く、「本当は獅子の精神を持った子なのだが…」
剣の稽古から抜けようとするトリスタン。
鎧着ている!!
脱いじゃったけど兜もつけていました。
かっこいい…!!
抜けようとするトリスタンに向かってメロートがヤジを飛ばします。
「また床下に隠れるのか?」
それを聞いてブチ切れるトリスタン。
メロートに斬りかかり、蹴り飛ばし、加勢(止め?)に来た他の子供達をもくるくると倒します。んもう、このシーンが大好き!!
剣は稽古用で斬れないんですかね。
転んだ相手にとどめをさそうとしたら大人に制止されたという…
騎士の能力を子供の頃から発揮するトリスタンであった。
そして9年後
トリスタンは青年へと成長。(ジェームズ・フランコ)
森の中に城に抜ける隠しトンネルを発見したトリスタンとメロートとその仲間達。それなりに平和。
一方、アイルランドでは、将軍(名前忘れた)が王に「貴方の為に、長年戦ってきた。そろそろ見返りが欲しい」と持ちかけ、王は「もちろん!なんでも言ってくれ」
将軍が望んだものは妻でした。王の一人娘、イゾルデ(ソフィア・マイルズ)
皇后はこどもの頃に亡くなり、趣味は秘薬造り(?)
薬草に詳しいってことで。
意に沿わぬ婚約にマジギレ5秒前のイゾルデ。
将軍は「コーンウォール(イングランドの中の国のひとつ)を制圧したら結婚だ!」とアイルランンドを発ちます。
イゾルデはこの時心の中で「お国の為に散るが良い…」と思っていたと思うな!
コーンウォールとはマークの治める土地。つまりトリスタンのいる土地。
奇襲を受けたコーンウォール、アイルランド兵は檻いっぱいに人を奴隷としてさらい、刃向かったものは容赦なく殺した。
城の中で緊急会議。
トリスタンは一計を立てることに「俊足を2人用意しろ」
奴隷を載せた車(馬車?)は木立の中を走る。周りには武装したアイルランド兵が騎乗した馬でかためられています。
そこへ
徒歩で矢を放つコーンウォールの若者2人。
もちろん「追え!逃がすな!」ってことになりますわな。
奴隷を載せた馬車と仲間を残して5.6人のアイルランド兵が若者を追います。(馬に乗っている)
走る走る走る走る走る!!!
とにかく走って目的地はトリスタンが罠をしかけた所。
待ち伏せをして追手のアイルランド兵を倒し、それになりすまして奴隷馬車の所へ戻ります。
5.6人で大丈夫?と思ったらそれだけじゃなかった!
合図と共に土の中から飛び出すトリスタンの仲間達。息を潜めてずっとそこにいたのか!!すげー!
もう戦闘がとにかく力技。
斬れない刀も力入れれば斬れるだろ!?
と言わんばかりの殴り刀。
アイルランド人はトリスタン達だけでなく、奴隷をも殺そうとするのが怖い…
将軍が奴隷が逃げないように馬車を引く馬を斬ってなかったか!?
トリスタンvs将軍
トリスタンは将軍を殺すも、太刀をあびてしまいました。将軍の刀にはフグの毒が塗り付けてあったのです。ひとなめするだけで全身が痺れる猛毒。
遠のいて行く意識の中、仲間に囲まれてトリスタンが言う一言…
「葬船を用意しろ」
勇敢に戦ったトリスタンはアイルランドの暴力からコーンウォールを守って死んだのです。
そんなわけない。
フグの毒で全身が痺れ(動けない)、全身が冷たく(血の気がひいた?)なったので仲間は死んだと思いこんでしまったのです。
つうか、メロートが胸に耳をあててたんだけど、あいつ、まだ生きてるって気付いてたんじゃねーの!?!?!??
死んだと思われてしまったので意識のないトリスタンは葬船に乗せられて海に流されます。
船というかボートというか…
しかもその船に向かって
火矢を放つ仲間。ちょ、燃えちゃうから!焼死しちゃうから!
アイルランドでは、家出計画中のイゾルデ。乳母に思いきり見つかっているが、海岸をひたすら歩く。
そこに船の残骸を発見。
意識のないトリスタンでした。
どういうわけか近くに小さなドア付きのほら穴がある。
「大変、体が冷たい…暖めないと!」
姫なのに率先してすっぱだかになり、トリスタン(意識不明)を暖めるイゾルデ。
しかも乳母にまで「服脱いで!!暖めて!!」と命令。
若い男と裸で抱き合うのは15年ぶりだったそうです。
前後から裸の女に抱きかかえられるトリスタン。でも意識不明中。
ここで薬草の知識が生きて来るわけですねー!
腹を斬られているトリスタンの傷薬はイゾルデのお手製のようですな…おお…
「食事も服も、薬も用意したわ。水があびたいなら…
海で」
えっ腹に穴あいてるのに海?傷口に塩ってこういうことじゃね?海??
しかもベタベタしそうだよね…
その後、本当に海で水浴びするトリスタンがいた。
しかも荒波だという
はじめは心を開かないが、次第に打ち解ける2人。
白い石を磨いてブレスレットを造ってプレゼントするトリスタン。
これが本当にかわいい!
器用じゃね?トリスタン器用じゃね??
イゾルデは身分を隠すために偽名(乳母の名前)を名乗る。
しかし隠しているのはそれだけではなかった。
婚約者がいること。
その婚約者はコーンウォールの戦いでトリスタンに殺されたが、まだアイルランドにはその知らせは届いていなかった。
トリスタンとイゾルデが惹かれ合っていることに気付いた乳母はイゾルデには婚約者がいることをカミングアウト。
恋は実らない、と知った2人は離れようとするもやはり離れられず、とうとう小屋で結ばれる。
1人のホームレス??が浜辺でトリスタンの乗って来た船の残骸から、刀を見つける。
トリスタンを斬った刀。トリスタンが殺したアイルランドの将軍の刀。
そんな折、アイルランドに船が着く。コーンウォール制圧に行ったが返り打ちにあった兵士の残党である。
将軍の死を知ったイゾルデ。
浜辺を兵が捜索していると知るイゾルデ。
別れの時が来たのだと、トリスタンを逃がすイゾルデ。
「一緒に来てくれ」との誘いを断るイゾルデ。
浜辺から海へ船を押すのですが、波にもまれる様を見て、死んじゃうんじゃねーかと思いました。
だって本当に寒そうなんです!
この人達、よく入れるよな~と感心することしきり。
こうして別れた恋人達。
トリスタンはコーンウォールに生還。
馬はどこで仕入れたのだ。
しかし落ち込みっぱなし。見事なまでの凹みっぷり。
あまりにも凹んだので、北に旅に出ようか…とか考えます。
北ってもしかしてアイルランドか?そんなことはない?
マークに次官(マークの次に偉い?)に任命されて城に残れと言われます。
「マークと血縁関係のあるメロートの方が…」と推薦したりするも、マークはトリスタンがいい、と言ったり。
メロートはいつだってトリスタンにはかなわない、そんな感じ。
イングランドに散らばっている国々はひとつの国になろうとしています。
強力な力を持とうとしているイングランドにアイルランド王はちょっとビビリ気味。
試合をして勝利したものにイゾルデをやる、とおふれを出します。
それはアイルランド王に認められたと同じ。
試合の勝者がイングランドの王になるということ。
この辺、うやむやなんですが多分こんな感じ。マークはすでに王と呼ばれていたかもしれない。コーンウォールの王ですかね。
しかしイングランド側にはアイルランド側と通じている者がいました。
土地は欲しいが他の国に仕えるのは嫌だ、ということですね。
トリスタンは自ら進んでマークの代理となります。(右手がないからか?でもマークは強いよ)
賞品(イゾルデ)には興味がありません。
トリスタンの心の中にいるのは海辺で彼を介抱してくれたあの子だけなので…
一方、賞品のイゾルデは参加者を見てビックリ!!トリスタンがいるじゃねーの!!
試合とは、刃を潰した刀に、棍棒など。斬れはしないが当たったら普通にケガをするという…
実際、骨折ったり、鼻血だしたりと流血沙汰になってます。
トリスタンももちろん鼻血。
トリスタンが勝ち上がる度に、イスからちょっと飛び上がって反応するイゾルデ。
すんごいドキドキですよね…!!
そして優勝はトリスタン。
賞品はイゾルデ。イゾルデは優勝者の妻になるのです。
優勝が決まってから始めて見るお姫さまの顔…それは心に刻んで離れなかった女性その人。
しかしトリスタンは喜ばない。
「あなたの妻だわ」と喜びを抑えて話すイゾルデにトリスタンの無情な一言。
「俺じゃない。俺はマーク王の代理だ。あなたはマーク王の妻だ」
これアイルランド王の台詞だったかもしれないが、すんごいかわいそうな2人!
すごくすごく会いたかった人なのに、他の男と結婚しろなんて…!
悲しみにくれるイゾルデ。
マークの所にイゾルデを連れて帰ります。(試合はアイルランドだったみたい?)
コーンウォールに向かう船の中でトリスタンが好きだと訴えても無駄なイゾルデ。
かわいそう!
そして結婚式。
「初夜が辛いわ」とトリスタンに訴えてもどうにもならない。
すげーセリフだな、と思いました。初夜がつらい…!!
マークがやさしくしてもキスすら引き気味なイゾルデ。
しかしそこは無理にでもちゅうです。
その後のベットシーンでも乗り気でないイゾルデ。
しかしそこは無理にでも略
イゾルデがすっごく身を固くしているように見えるのですが、これは好きな男じゃないから?
それとも
処女の演技か??その頃、トリスタンは城にいるのが辛くて友人の家に。
「泊めてくれ」
なんだかかわいそう。つうか泣いてます。
好きでもない男に抱かれるのと好きな女が尊敬する人物に娶られるのどっちが辛いか。
どっちも辛い…お可哀想!
城に食事にも現れないトリスタン。
眠りにも戻らない。
そんな日々が続く。
相変わらず凹んだ様子のトリスタンを心配したマーク王は「嫁さん貰えよ」とアドバイス。
それに対してトリスタンは「愛なんていらねぇよ」と返しますが、そこに現れたイゾルデに「愛って素晴らしいわよ」と言われて「じゃぁ愛に生きます」とあっさり。
どうやって…?と思いつつトリスタンの行動はストーカーじみている…!
イゾルデと会話はしないものの、物陰からじっとイゾルデを見つめるトリスタン。目がいっちゃってます。正直怖いですよ…!
それでもやっぱり暗いのでトリスタンを心配するマーク王。
「私が話してみるわ」とイゾルデ。
トリスタンと2人で話をするチャンスですよ…!!(往来ですが)
あま~い話かと思いきや、「マーク王といちゃつきやがって!こっちは許されない恋に焦がれてるっていうのによォ」とイゾルデに嫌味を言ってしまう始末。でも涙目。
軽くキレたイゾルデは「じゃぁ夜中に遺跡に来るといいわ!」と逢い引きの約束。
許されない恋の始まりです。
ところでトリスタンはよく泣くのです。
涙を流して泣きます。
流さなくても常に目に涙がたまっているように見えます。
遺跡って朽ち果ててて、屋内ではなく屋外そのものなんですが…思いきり外なんですが…なんつーか四方八方丸見えなんですが…
コトの最中に誰か来たら丸見え、というか声が響いて遠くから人が集まって来るんじゃないか?
そういう心配を思わずしてしまう。
夜毎の逢い引き、パーティー中に抜け出して倉庫?での逢い引き、もうラブラブです。ラブライフ絶好調です。
トリスタンなんてイゾルデしか見えてませんよ。彼の世界の中心にはイゾルデがいる。
そんでもってイゾルデがトリスタンの始めてのお相手だと判明。
「私の前にヤった女は?」
「いない」
「私と別れてからは?」
「ひとりもいない」
若い男がこんなことで良いのだろうか?
まぁ、アイルランドから生還したトリスタンは見事なまでに凹んでいましたしね…
しかし城に住んでいるような身分なのに女に縁がなかったのだろうか?
城に住んでいるからこそ身持ちが固いのか?
トリスタンと結ばれてからのイゾルデはマーク王とのラブライフも受け入れつつあるように思える。もうマグロじゃない!
むしろ体力があるなぁ…と感心(若いから)
トリスタンとイゾルデはお互いが始めての恋、だそうで…もう夢中。
てかあれで周りが気付かない方がおかしいから!
設定では気付いているのはイゾルデの乳母だけ。んもー寿命が縮まる思いでしょうよ…
前に、トリスタンがメロート達と見つけた城に通じる隠れトンネルを城を抜け出すのに使われます。
必要よね…そういうアイテム…
マーク王とイゾルデが市場散策をしている時に、トリスタンは草花をむしりとってなんか揉んでるんですよ。それもイゾルデから目をそらさずに。
えっ何?やきもち??と思ったらブレスレット造ってた!
こっそりとイゾルデの背後に近寄り、彼女の腕にそれをつけるトリスタン。マーク王と話をしながら、ふたりは熱く手を繋ぎます。
それをアイルランドと通じているヤツに見られていました。ワォ…
それをアイルランド王に報告する裏切り者。
裏切りの報酬は「マーク王の地位」
裏切りによってイングランドの王になるつもりです。最低!!
イゾルデに夢中なのはどうやらトリスタンだけではなく、マーク王も同じだった様子。
トリスタンに、トリスタンがイゾルデにあげた花冠のブレスレットを見せて「イゾルデが隠し持っていた。浮気しているのかも」
うわーバレた!?
と思ったら、
「イゾルデを尾行してくれないか?」
アンタ、頼む相手を間違えてるよ…!!
しかし、トリスタンとイゾルデの仲を疑うことなんてありえないくらい、マーク王はトリスタンを信頼していたわけで…
マーク王に絶大に信頼されている。それなのに自分はイゾルデに手を出すなんて裏切っている…と悩むトリスタン。
逢い引きの場所の遺跡に火を放ち、泣きながら焼き払ってしまいます。
2人の関係を終わりにしよう、という意味です。
焼き払われた遺跡を見て、イゾルデもそれを察します。
正直、火をつけた後では何が違うのかよく分からんのですが…
寝転がる草がはえていないのか?
天井とか壁なんていらないことは今までの行為から分かっておりますぞ!!
満月の日、アイルランド王が訪れて、戴冠式です。
マーク王がイングランドの王となったという証です。
アイルランド王はこれに乗じてイングランド制圧を企ていました。
戴冠式パーティで「そういえばお前達、踊ったことなかったな」とトリスタンとイゾルデにダンスを勧めるマーク王。
強くて優しいけれども鈍感なお人です!!
ダンスをしながら「遺跡を燃やしたのね」「ああ」と別れ話をする2人。今度こそ終わりなのか、と。
もちろんトリスタンは瞳いっぱいの涙。
ダンスを終えて出て行くトリスタン。
哀しみのあまり退席するイゾルデ。
戴冠式なので予定はなかったが、この地には、満月の夜に狩に出かけると言う風習があるのに、戴冠式だからと言って行わないのはおかしいから狩に出かけようぜ!と提案があがります。
それを言ったのは裏切り者のあいつ…罠ですから…!
どう約束をしたかは忘れたけれど、遺跡?にトリスタンとイゾルデはいた。
そこに駆けて来る馬達。マーク王と狩に出かけようとしていた人々。
許されない愛の発覚です。
そこにいたアイルランド王は「娘を王と部下で辱めおったか!!」と怒り(フリ?)船で待機していたアイルランド兵を上陸させます。
アイルランドとイングランドの戦いです。
トリスタンは捕らえられて牢獄に。
イゾルデは部屋に閉じ込められました。
「裏切り者」と言われて反論のできないトリスタン。
愛も亡くして、信頼も失い、絶望のトリスタン。
もちろん泣いている。
いつからトリスタンと関係していたのかとイゾルデに問いただすマーク王。
イゾルデは真実を打ち明ける。
故郷の海岸でトリスタンを見つけて介抱したこと。
その時は偽名を使ったので、試合の時に彼は私の事は知らなかった、ということ。(試合が終わるまで、イゾルデはベールをかぶっていた)
始めから終わりまでトリスタンを愛していたこと。
縄に縛られたままトリスタンは川へ。
そこにはイゾルデと乳母が…
トリスタンの縄をといて「マーク王は全てを知っている」
許されない愛が許された瞬間です。
2人で逃げろ、そういうことです。
しかしトリスタンはイゾルデと乳母を船に乗せて川に流します。
船には乗れない。
逃げることは出来ない。
トリスタン名言「ここで逃げたら愛で国を滅ぼした、なんて語り継がれてしまう」
コーンウォールを救うのは俺、ってわけねー!!
城には城下の人々が逃げ込み、城野の入口と城門を繋ぐ跳ね上げ橋は畳まれました。
地下には跳ね上げ橋を操作する装置があります(大きい滑車)
鎖で滑車が動かないように固定する人々(滑車が回ると橋が動いてしまうから)
城門にはアイルランド兵と裏切り者の部下が詰めています。
どうにかして中に入ることはできないか…と裏切り者が考えていた時、秘密のトンネルのことを思い出しそこから場内に入りこめる!とメロートが思い出します。
いつの間にかメロート(マーク王の甥)も裏切りの片棒を…!!いや、望んでそうなったのか??(忘れた)
裏切り者にあっさりと殺されるメロート。
あとから秘密のトンネルを通ってきたトリスタンに発見されますが息も絶え絶えに「葬船の用意をしろ」あの時と逆です。
でもメロートは死ぬのです…
トリスタンのように生き返ることはない…
トンネルの出口(城の中)はまさしく滑車のある地下室!!
滑車を固定している裏切り者達に果敢に挑むトリスタン。
マーク王は地下室から場内に裏切り者達を入れさせまい、と必死!必死!!
文字どおり、体をはって滑車を守るトリスタン。
裏切り者の刃を深く深く受けながらもついには裏切り者の首を落すのでした。
もう瀕死。
トリスタン瀕死。
城の入口にまで詰め寄る裏切り者の部下達とアイルランド王に、裏切り者の首を掲げてみせるトリスタン。
大将を失ってひるむ彼等にマーク王は「敵は俺達ではなく、アイルランド王じゃないのか?王を殺せ!」と呼び掛けます。
それに対してアイルランド王は「バカか!マーク王を殺せ!」
まさしくどっちにつけば良いの!?という状況に1本の矢が放たれました。
アイルランド王の背中に1本の矢。
それが引き金となってイングランドvsアイルランドのぼっ発(多分)
それまで頑張って立っていたトリスタンもとうとう倒れてしまいます。
血を流しすぎだ!!
トリスタンに駆け寄るマーク王。
川辺に連れていって欲しい
そう言ったかは覚えてないけど(…)誰もがトリスタンは死ぬのだと理解していた。
川辺で最期の別れ。
まだ息あるけど。
そこに川に流されたはずのイゾルテが登場。
戻ってきたのか!!(驚)
イゾルデに看取られて召されるトリスタン…やっぱり最期も泣いていたように思う。
最期の言葉はなんだったかしら…
マーク王はアイルランドにどうやら勝ったらしい、と字幕で後日談。
愛は国を滅ぼさなかった。
ん?イゾルデは死なないのか?
毒薬が出てきませんでしたね??
あれ?と後から思うことはあっても、この映画としてはこういうストーリーでよかったと思います。
坦々としているけれど、ついつい見てしまう感じ。
ジェームズ・フランコが常にウル目で哀愁おびてて嫌いじゃない。
細身なのに筋肉がきちんとついていて良い体をされていた。
「トーマス君は大きくなったらこうなるのかしら」と共通点を探してみたり。
(あまり見つからなかった)(タレ目にはならないだろう…)
ものすごい長文感想になってしまいました。読まれた方、お疲れ様でした!ありがとうございました!
いや、コレ感想じゃねーよ。あらすじだよ。