背中に翼の生えた男が発見されるところから物語が始まって、「愛のために人を殺すと天使になれる」というようなことを誰かが言い出し、男の呟いた言葉「エレンディラ」から物語ははじまります。
「エレンディラって言えばこんな娼婦のお話がありましたね」的な感じで…
自分の過失で、祖母の家と財産を焼失させてしまったエレンディラが、体を売って祖母に借金返済中に出会った少年、ウリウスと恋に落ち、逃避行を計るも失敗、最後には元凶の祖母を殺すけど、エレンディラはウリウスを置いてひとり逃げてしまったという。砂漠の娼婦が目指すのは「海」です。
でも年老いたエレンディラが「実は私が殺しました」とか言い出すあたり、夢オチなのか??
ウリウスの存在すら夢なのか?ウリウスは実在すんの?しないの?てかあの翼男は何ですか?
ただエレンディラを失ったウリウスが悲しみの果てに翼が生えたのか?
最後がちょっと分からなかった。
エレンディラは祖母を殺して自由になったのに、その後も娼館で借金返済のために働き、自分が娼婦として働けなくなったら、2代目、3代目とエレンディラを襲名させている。殺しても尚、祖母に束縛され続けるエレンディラ…凄まじいですね。
祖母が孫に体を売らせるという極悪な役だったのですが、男性が肉襦袢着て豪快なばぁさんでした。
男性が女装っていうとコメディぽく見えるけど、豪傑ババァだと思えばアリですね!
でも歌が何を言っているのか良く分からなかった。そして長すぎた。
殺されるシーンでは、「鼠一族根絶やしにするぼどの毒(ヒ素?)」入りケーキを盛られたのにピンピンしているババァ。乳がもげるほどの爆発の中で生きているババァ。
肉きり包丁でめった刺しにされてやっと死にましたが、こういう人ってほんとなかなか死なないもんですね。
なかなか死なないババァを観て、エレンディラがウリウスに「あんた人間ひとり殺せないの!?」と凄んでいたけどありゃ死にませんよ…
エレンディラ役はバトルロワイヤルで山本太郎の彼女役してたらしい美波さんです。
この子ってまだ20歳なんですね。
純真無垢なエレンディラ役が素晴らしかったと思います。だからこそウリウスに凄んだときのギャップが印象深いぜ。
つーか1日に客をとりすぎ。「あと10人もいないよ!」1日に何人!?そりゃ名器の呼び声も高くなるという…
超体当たり演技。上演中の半分1/3は確実に乳出してた。
尻も出してたし、毛こそ見せなかったけど市中大通りを引きずり回されるシーンは全裸だった。
そこ脱ぐ必要あんの?ってとこでも乳を出しっぱなしでしたな…
ラブシーンが結構濃くてね…!キスとか何回したのかわかんねーし、ベッドシーンも普通に乳もんでたよ。
そのせいか、録音・録画機器の監視体制がすごかったー
オペラグラス、双眼鏡で観ている人には係員が率先して録画機能がないか確認してた。
そんなの初めて観たよ。
2ヶ月続けて全裸舞台を観てしまったが、増加傾向にあるんでしょうか?
ウリウスがまだ青っちょろい青年て感じでよかったです。
愛に目覚めて超能力ぽいものが使えるようになったり、最後には翼が生えたりしてましたが健気だった。
エレンディラに逃げられて絶望した様子がものすごく伝わってきましたが、やっぱり歌はなんと言っているのかよくわからなかった。
ミュージカルではないけど、ウリウスは時々歌います。でも歌詞がよく聞こえないんだよ~
音響設備があんまり良くないのかな?そんなことないよな…?
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