朝日を観にアンコール・ワットへ!
…と思っていたのだが、目が覚めたらすっかり日が昇っていた(笑
ホテルで朝ご飯です。
ビュッフェ形式です。
カンボジアの方は朝はおかゆだそうですよ。
普通にうまい。
おかず。チャーハンはインドネシアのナシゴレンぽい。
普通にうまい。
ビーフン麺。これがうまいー!!
今回のツアーは基本フリーですが、日本語のガイド付バスに乗ることもできます。
午前中はアンコール・トムへ行くぞ!
アンコール・ワットは西向きに建っているので、午前中に行くと、逆光で写真を撮ることになるんだそうな…知らなかった!
というわけで、いくつかホテルを巡って、日本人の皆さんとアンコール・トム観光です。
ガイドさんは現地の方ですが、日本語がちょっとたどたどしい。
聞いたらガイドはじめて5ヶ月だそうな。
3ヶ月前から休んだことない、と言っていました。(観光客が来ると仕事。来ないと休みだそうな)
働き者!
というわけで、アンコール・トム。
入り口で、アンコール遺跡共通券を買います。
顔写真入りですよ。
これでアンコール遺跡、どこでも入場可能です。
1日券にするか3日券にするか聞かれました。
なぜ2日券がないのだ!?
3日券は40ドル…高い…!(1日券は20ドル)(※1ドル=103円(2008年5月4日あたり))
現地人にとって高くないのか?と思ったら、カンボジア人は無料なんだそうな。へー
バスは途中までしか入れないので、途中でトゥクトゥクに乗り換え。
市内とか、いたるところで走ってます。
料金は交渉制。日本人はぼったくられないように注意。
何度か乗ったけど、シェリムアップのトゥクトゥクの人は、良い人ぽかったなー
インドネシアとかの方が、ちょっと注意した方が良い気がする…
門。
もうここでかっこ良いです。
すでに水はないけど、かつてのお堀スペースには、放牧されてる牛が。のどか。
色んなところに牛がいました。
バスがすごいバッシングしてる~と思ったら牛だったり(笑
お堀にかけられた橋の欄干。
すごい凝っている…!この人たちが手にしているのは蛇(ナーガ)の胴体です。
八岐大蛇のような、多頭(頭は7つらしい)の蛇の胴体を綱引きのように引っ張る姿が、市内とか他の遺跡、色んな所でみられます。
右と左で人が違います。どっちか阿修羅像とか…(覚えていないという有様)
中に入るとアンコール・トム中心部が見えます。
おお、これが…
坊さんがカメラ目線です。
崩れた柱?に向ってお祈りする人たち。
どーんと壁にレリーフ。
上から下までビッチリ彫刻です。
スゲ~な~よく彫るよな~~
レリーフにはすべて意味があって、庶民の生活などが刻まれています。
これは中国人。
カンボジア人。
見事な表現!
ワニもたくさん刻まれていました。
悪人はワニに食べられるらしい…ワニが悪人の足に噛み付いています。
結構生々しいよ!
柱にも彫刻。細かい!
彫刻を施していないところ探す方が大変です。地面くらい?
回廊から中に入ると、バイヨンが見えますがまた壁?回廊?
ところどころ修復工事してるけど、なんかスゴイのが伝わりますでしょうか…
建物というより、壁?階段上って、人一人ぶん位の踊り場があって、すぐに下りる階段があります。
そして見上げると天井に穴。
この石達、マジで崩れてこねーのかな!
アンコール遺跡群、階段が急なので有名ですが、これはもう階段ではありません…はしごです!
せめて手すりをくれ!
この傾斜、分かります?
修復工事でつくった足場の階段をそのまま観光用に残していく作業をしているそうですが、見る限り、観光用階段はほんの一部しかまだなさそうです。
これから増えるんだろうな…
奥に壁のようなはしごのような階段がみえますかね。手前が工事用の足場。
そんな階段を抜けて行くと、バイヨンです。
四方の方向に顔を向けるようにして建てられたバイヨンの四面像。
こんなのがたくさんあるよ。
ところでこの像は日本人にだけ有名だそうです。
ガイド(カンボジア人)「京唄子さんに似ていると評判です」
似ている…!確かに…!
しかし、カンボジアに来る日本人で何割くらいが京唄子を知っているのだろうか。
特に若者…私の友達は「誰?」と言っていました。
私も某ぴったんこカンカンで「うったんこさん」としてピン子と旅行していた姿くらいしか分からない。(なんという例え)
四面像の下は人が数人集えるくらいの広さ。
庭(?)に出ると、修復途中の石がゴロゴロ…瓦礫…って言ったらダメですかね。
修復投了したかのような。
修復って巨大なパズルみたいだな~
象のテラスと呼ばれる場所。
こんな象がズラーッとならんでいるのです。
テラスの上はこんな感じ。テラスと言っても高さ3mくらいの壁のような。
広場に兵士をならべてお出迎えとか。出陣の激励とかするみたいです。
門にも勝利の門とか名前ありましたよ。
となりは猿のテラス(と呼ぶのか知らないけど)
これはガルーダ。
日本でガルーダに該当するものってなんだろう?天狗?恒例の蛇は、どこにでも配置されています。
入り口に必ずいる獅子の像。
日本で言う狛犬?阿吽の口は、どの像も朽ちてて確認できなかった…
ここでまたトゥクトゥクに乗って帰ります~
乗ってないけど、象に乗って、アンコール・トム一周することもできるそうです。
バスに戻ったら、運転手はハンモック(私物)でお昼寝してた。
つうかそこら中で、自前と思われるハンモックで昼寝している人を見かけます(笑
ガイドさんが、15ドルでカンボジア料理用意してやるというので、お願いしました。
通されたのは、ガイドさんの会社系列の店(笑
つうか、旅館の宴会部屋みたいなんですけど…畳なんです。
料理。
どうみても鍋にごはん!みそ汁がないだけじゃね?
しかもこれで一人前です。
これってほんとにカンボジア料理?と疑っていたところ、一緒に食べてた人が
「カンボジア料理は、世界で一番日本食に近い」
と言っていて納得。
味はうまかったです。
私は飲んでませんが、アンコールビールはなかなか美味しいらしいよ。
デザートに揚げバナナ。ウマー
一度ホテルに帰って、シャワーと着替え。
気温は35℃とかですよ…
もう汗だくですよ…
友達は昼寝(笑
私はホテル付近を散策してました。しかしホテルを一歩出るとトゥクトゥクの誘いがうるさいです…
しきりに韓国語で話しかけられるのは、観光客に韓国人が多いからか?
それとも私が韓国人に見えるのか?
韓国の空港でもハングルで話しかけられたんですが…ワカンネー
14時すぎに再びバスが迎えに来て、アンコール・ワットへ。
アンコール・ワットはヒンドゥー教ですね。
お堀は水がなみなみと。
お堀の向こうには寺院が!おお、これこれ!
橋をわたります。橋の欄干は恒例の蛇です。
しかし橋も普通にボッコボコでした。
素敵。
ここが寺院との撮影スポットらしくたくさんの人が写真とってました。
ほとんど韓国人。
日本人が修復したらしい建造物。
各国ごとに修復しているようで、立て札がありました。読めないけど。
現地人よりも外国人の方が修復にはりきっている感じ?
地元のこども
地元のサル
売店
中に入るとやっぱり壁・柱・天井といたるところに彫刻。
スゲーですぞぉ
意外と人気がない…
ここは沐浴するところ。
んもー広すぎて、大浴場というよりプールですな…
沐浴場はこういう女神?像がぐるりと囲むようにいたんですが、どれもおっぱい光り過ぎ(笑
みんな触り過ぎよ!(笑
壁に彫られた古代カンボジア語(古代クメール語)
未だに解読されていないらしい…
こちらは、400年ほど前に書かれた落書き。
「夜露死苦」的な…
しかも書いたのが日本人だという…!なんという負の歴史…!
なんて書いてあるかは分からなかったけど、「帝国」ってのは読めたよ。
その日本人の落書きの前に祀られている像。
派手です。アンコール・トムにも金ピカ像はいました。
なぜかお坊さんが香水をふりかけているので、ニオイがなかなかキッツいです。
そこで、昔のおみくじをひきました。
単語帳のようになったおみくじの束を頭の後に掲げて、付属の棒を好きな場所にさして占います。
ちなみに古い言葉で書かれているらしく、ガイドさんも読めなかったので、そばにいたお坊さんに読んでもらいました。日本語に訳すのはガイドさん。
「‥‥‥とても良くないのでもう1回ひいて!」
なんだって…!
というわけでもう1回。
「はじめよくないけど、だんだんよくなる」
という結果でした。
小吉くらいの結果?
庭に出たらなぜか賽の河原の様な風景が……
石を積んで遊ぶのは世界共通なんですかね。
中庭から観た風景。
これは壁なんですが、これは衛兵さんの監視台ですかね…
工事中です。
やはり勾配のキツい階段である。
なんと虹の出来る瞬間を観た!
雲のふちから、色がじわじわとにじみでるように七色になるのですが、写真の腕が残念で色がでていません…orz
肉眼で見た限りでは、相当神秘的でございました。
また中に入って、回廊の彫り物見学。
天国と地獄が彫られた壁。
鼻フックで歩く悪い人
善い人は牛車とかに乗っていたかもしれない(ウロ覚え)
橋の手すりなどに使われている、蛇で綱引きの図。
これすごいですよ!写真が下手で申し訳ない…
これ人が4人くらい入れる空間なんですが、この中で胸を叩くと、なぜか音が反響して「ドン!」とすごい音が聞こえます。
胸だけ。
手を叩いてみたけど、響かなかった。
不思議空間。
窓にガラスなどもちろん入っていないので、格子なんですが、こういうデザインが多かったです。
丸いつぼみたい。
修復中の建物。
この階段は工事用につけられて、その後観光用になるそうです。アンコール・トムとおなじ。
勾配キツイから、多少ラクにはなるけど、観光だと思うと邪魔じゃねーかな…なんて…
遺跡の周囲には、行き場のない修復前の石がたくさん転がっていました。
石は積み上げられているだけなので、地震来たら大惨事…インドネシア・ジャワ島のボロブドゥール遺跡みたいになるよね。
ガイドさんに地震とかどうよ、と聞いたら「地震は体験したことない」と言っていました。おお…
外に出たら結婚式してました。
カンボジア人は、遺跡の前で記念写真撮るらしいです。
チャペルとかそういう感じ?
つうか写真どころか、テレビカメラみたいなのが回っていたけど(左の人)
夕飯は、ダンスを観ながら食事のできる、カンボジア料理の店を予約しました。
ビュッフェスタイルだった…
白人の客が多かったような。
なんかもうごちゃごちゃですが(笑
手前のが卵焼きにもやしが巻かれている料理…?
ビーフン麺!
目の前で茹でてくれるのですが、お兄さん、麺をお湯に入れてもゆがいてくれない(笑
もちろん食べる時には麺が団子状態でしたさ…
パクチーは苦手だけど、うまかった◎
お汁粉みたいなもの
フルーツ盛り合わせ
フルーツ盛り合わせ2
フォーク横の細長いやつは、たぶん芋…
どこかで食べたことある味なんだけど、詳細は思い出せない…
ダンスは割と静かな感じでした。
衣装はインドネシアとやはり似ているけど、今回のダンスは手をくねくねと回す比較的静かなダンス。頭の飾りを落とさないように動いているようにも見える(笑
写真はないですが、バンブーダンスとか、庶民ぽい衣装のダンスが多かったかな。
ダンサーのひとりが、会社の秘書の子にすごく似ていて吹いた(笑
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