ピーター・ラビットは、ビアトリクス(レニー・ゼルヴィガー)の子供の頃から、ずっと彼女のそばにいて、本当にいるんだと信じていたんですねー
時々動き出す絵達がかわいらしかったです。
子は親の為に存在するのであり、女性が仕事をするのをヨシとしない時代であり、結婚は家柄とか職業を踏まえた上で親が決めるイギリスの悪しき風習がよくでていた映画だと思いました。
「商売人(ビジネスマン)との結婚は許さん」ってどゆことよ?
貴族って職業「貴族」なの?政治家か?
ママが娘を一番わかっていなくてイライラしました。このママはお金の心配ばかりしてるよね。
「女は男に養ってもらうもの」という典型…
ノーマン役のユアン・マクレガーも良い感じでした。
末っ子は働かないで親の面倒を見るってどういうこと?と驚きましたが…姉と二人がかりで半ひきこもり生活を親に強いられるのってどうなの??それが普通だったのか?マジで?
プロポーズされた時のビアトリクスが本当に嬉しそうでなんか泣けた(笑
オルゴール聞きながら嬉し泣きが、かわいくてよ…!
結婚前の男女が人前でいちゃつくなんてありえねーと思われる時代(とくに良家だと)の、蒸気機関車の蒸気に紛れてのキスがすんごい素敵だったんですが!
あれは萌えた。
二人とも三十路越えてる設定だと思うのですが(ビクトリアスは32才)なんかかわいい、というかなんか愛しい。
毎日の手紙とか、まさしく会えない時間が愛を育ている感じでかわいい。
なんという純愛!
ついでに湖水地方の風景が本当に最高。
おかげでその後の不幸が観ている方としても信じられなかったのですが。
死んだのはママだったんじゃねーの的な…
恋人の死をきっかけに湖水地方に移り住んで、美しい土地を残そうと売地を買って国に寄付するってすげぇかっこいいな~
少ししか出てこなかったけど、ノーマンの死から立ち直らせてくれた弁護士もかっこよかったですね。
何より風景が美しい。
しみじみと良い。
PR