グルヌイユ役のベン・ウィショーがイッてる感じが良い感じです。
近くにいたら絶対に「ヤバい」と思うと思う。
パリでかいだ天国の香り=赤毛の少女の匂いを声をかけるでもなく、無言で背後から匂いをかぐ男…恐いよ!
地図がなくても匂いで方角の分かる男…凄いよ!
究極の香水を作ろうと、12人の美少女の体臭を抽出して香水にして、それらを調合するとスゲェ香水が完成するらしい…
で、12人の女子を誘拐して、殺して、匂いを採取するのですが、それって死臭なんじゃ…!と思ったけど、死んですぐには死の匂いがするわけではないのね。
それで、死体を色んな所に捨てているわけですが、死体遺棄はどうやってんの?
路地裏とか川とかはまだ分かるけど、教会の中とかさー町中で超厳戒態勢をしいていたにもかかわらずの遺棄方法を明かしてくれまいか。それが気になった!
最後の一人がヒロインのローラ(レイチェル・ハード=ウッド)ですが、リシ(アラン・リックマン)の警備の仕方がザルで涙が出るかと思いました。
鍵をかけたらそこで試合終了だと思うなよ…!
せめて鍵にヒモつけて首にかけて寝るとかさー
修道院に着くまで寝ずの番をするとかさー
しかしローラの誘拐の仕方があまりにも大胆で驚いた。正面突破もいいところだよね。ためらいがなさすぎる。
犬も図体でかいだけなのかよ、という…
犯行現場近くで香水の調合をはじめるグルヌイユ。
この人、アスペルガー症候群じゃないかと思うのですがどうでしょう。こういうのって言ったらいけないのかしら…
で、処刑シーンですが、
スッゲェ…!!完成した究極の香水を隠し持っていたグルヌイユ。
それをつけた彼を人々は
天 使 と呼んだ。
まさしく天国の香り!!愛の香り!!
服は役人に貰ったのか?
究極の香水のおかげで無罪となったグルヌイユ。そんな馬鹿な。
しかも香水を振りかけたハンカチを処刑を観にきた群衆に投げたら全員が服を脱ぎ出した!
くんずほぐれつの乱交騒ぎです。
しかもみんな恍惚の表情ですよ。おかしいよ!
処刑台の上からその様子を眺めるグルヌイユがドン引きしてるようにしか観えないのですが…
でも正気に戻った群衆が「あたし何やってんのォオオオオ」と恥じるのが香水の効果だと思うと恐いですね。
究極の香水を完成し、その効能を確認したグルヌイユ。
人生の目標を達成したのか、その効き目に落胆したのか残りの香水を全部頭からかぶるグルヌイユ。
どこからともなく集まってきた人々に愛されて?死ぬわけですが…服しか残らない死に様って一体!!
なんかすごい映画でした…今まで観てきたものとはなんかタイプが違った。
ヒロインがローラになってますが、パリで始めて天国の香りを漂わせたプラム売りの女の子の方がグルヌイユ的には上なんじゃないかと思うのだが…
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