未解決事件の映画化はやはり未解決のようで…
未解決で終わると知っていたので、犯人が分からなくて怖かった。
曖昧な結果だけど、嫌な終わり方だとは思わなかったなー
愉快犯との対決というより、捜査する方のゾディアックへののめりこむ様子がメインでした。
序盤はゾディアックによる犯行から。
一番始めの若者殺害場面てなかったよね?
湖でのカップル殺害場面は怖かった…
ナイフでめった刺しするシーンなんですが、ザクザクとそれ程長くないナイフを淡々と刺し続けるのが本当に怖かった。
いっそ首が飛ぶとかの方がいいと思うよ。
ゾディアックの暗号の謎解きがメインかと思ったら、かなりあっさりと解読されてましたな…数年後まで解読されていないものもありましたが…
つうか暗号は図書館の本で調べれば解読できたり、犯行の仕方が過去の事件の真似だったりでオリジナリティがない。
史上初の殺人をプロデューサーらしいですがね
つうか捜査がずさんすぎて驚いた。こんなもんなの?
40年程前のアメリカが舞台ですが、勝手に死体片付けたり、やじうまが現場いじったりして。
しかも管轄越えたらたいして協力しあわないのな。
一般人(主人公)が行ったり来たりして辻褄合わせることができたのが4年後とかって…捜査体勢に問題があるんじゃないのか?と思わざるを得ない…と思いつつ、担当の警察とかは30年くらい事件担当してたんだよなぁ
つうか、ゾディアックから暗号を紙面に乗せろと新聞社に手紙が届くんですが、警察とかに相談ナシで新聞社の判断で掲載しても良いものなの?
主人公が新聞社のイラストレーターなんですが、この方も実在。
会社の重役会議に顔出したりしてるのが謎…ゾディアックの声明文の謎ときから事件の真相まで追い続けるその情熱はなんだったんだろう?
ゾディアックに関する本を出版したいと思うようになるまでのめり込むなんて。
家庭崩壊寸前になるまでゾディアックを追いつづけますが、妻の「犯人を見つけてどうすんの?」的な質問に
「こいつがあの事件の犯人かぁ…とそいつを見て納得したい」
という解答に、人間が追い求める結果なんてそんなもんだよね、と思いました。
んで、容疑者をじっと見て去るのですが、達成感も憎しみもない、むしろ脱力感すら感じる表情をしていたのが印象的でした。
カップル殺しても男の生存率が高く、犯人を見た被害者の男性に容疑者の写真を見せて確認するの遅すぎ!!!
21世紀になっちゃったじゃねーの
そこまで犯人に迫って未解決なのは、容疑者が死亡した上に、DNA鑑定の結果がそぐわなかったからです。
でも容疑者死亡で主人公への無言電話がなくなったりしているので映画的にはリーが犯人なんだろうな。
あ、犯人は二人いる説はどうなったんだろ?
あとあの家には本当に誰かいたんだろうか?
あの地下室の家のシーンはドキドキしたよ…
そして「ペンキ・パーティ」という言葉がでてきますが、「ペンキを塗るパーティー」ってつまんなそうだな~と思っていたら、刑事が「それつまんないよね」って言っていたので安心しました。
酒飲みながらペンキ塗るの?きれいに塗れないよ?服よごれるよ?
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